今こそ世界の経済界は、とりわけて日本は中国依存(中国の巨大市場)からの脱却に本腰を入れ取り組む必要がある!!
目先の利益にしがみ付くのではなく中長期的な視野に立って新たなバランスの取れた世界のサプライチェーンを再構築するため、日本がイニシアチブを取って今こそ真剣に行動を起こす必要がある。ASEAN(東南アジア諸国連合:インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、シンガポール、ブルネイ、カンボジア、ラオス、ベトナム、ミャンマー)は限りない可能性を秘めている。そこに中国からのサプライチェーンをシフトすることはこれまで以上に世界の安定的物流を確保することに加えて、そのことが唯一、中国共産党の覇権を抑えることに確実につながっていく。
日本は、これから大変大きなリスクを承知の上に、そうした世界観で欧米列強国と共に世界のパワーバランスに一歩先んじて行動を起こすことこそが日本の存在を高め、世界が共通したニーズの高まりに重要な地位を占めていかなければならない。