政党交付金は断じて廃止しなければならない!

政党の実質運営資金となっている政党交付金は、税金から出されていること自体が大きな間違いであって不健全極まりないことである。その額は、なんと年間318億円を上回る。本来、政治は「志」で世のため、人のため、国家のため、世界平和のため、に行うべきであるにもかかわらず、実のところは利権など私腹を肥やすための、言うなれば特権階級化した国会議員の体裁の良い商売となっているのが現実で、政治家ではなく政治屋さんの集団なのである。

ただでさえ日本の国会議員の給与は世界の中でも群を抜いてトップレベルであって、その額は平均年俸7千万円を上回っているのが実態である。国会議員数衆参合わせ総勢710人となるが、いったいその額に相応しい働きをしている政治家が何人いるのだろうか。お寒い限りである。多々ある不合理不条理な国の制度は少しでも一歩一歩ではあるが、次の世代のために健全な改革をしていかなければならないと改めて覚悟を決めたい。