2009年もいよいよ余すところ後わずかとなりました。本来でありましたら一年間一生懸命に頑張ってきた訳ですから、その達成感と安堵の気持ちに浸りながら、ゆったりとあれやこれやと物思いにふけったり、来年の構想などに思いをめぐらすところなのですが、大変残念なことに現実はその正反対で、明日は我が身と、多くの国民の皆様が不安を抱きながらの年越しとなってしまいました。
実質完全失業者数は350万人を超え昨年に比べて遂に90万人以上の増加!
この年末の実質完全失業者数は350万人を超え、昨年に比べて90万人以上の増加となりました。また、実質完全失業率では5.1%をはるかに超える極めて厳しい結果となってしまい、新政権発足当時の国民の皆様の期待とは程遠く、大変残念な事態となってしまいました。新政権の経済対策がまったく無策に等しいと言わざるを得ません。今年ほど日本経済が不安定になってしまったことは、未だかつてなかったのではないでしょうか。
パフォーマンス優先!
前政権の自民党が残していった第一次補正予算の見直しや事業仕分け等、テレビ中継によるパフォーマンス効果は見事に的中したと思います。しかしながら、それは単なる人目を引くことのみの、行為に留まってしまったのではないでしょうか。
コンクリートから人へ!
コンクリートから人へと。箱物は作らない。地元住民の切望する工事中のダム事業は中止。
(八ツ場ダム、川辺川ダム)
本当にこのまま貫くことができるのでしょうか。